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■ ダイヤモンドの基礎知識 ■
ダイヤモンドは地表から120〜200Kmという深部で形成され、マグマの熱と圧力によって変化し、地表近くまで運ばれてきた炭素の結晶です。採掘されたこの原石がカット、研磨され美しいダイヤモンドとなります。
ダイヤモンドの光の屈折率は2.417と高く、光の分散度の具合や石表面の光沢感から、天然石の中では一番輝きのある石です。
ダイヤモンドは宝石の中でも一番硬い鉱物といわれています。粗雑に扱っても大丈夫と思われがちですが、実際には割れたり欠けることもあります。 世界的な品質基準が設定されており、それにより価値・価格が決まります。カットされたダイヤモンドの品質を評価する方法が4Cです。
アメリカ宝石学会が開発したグレード基準で、世界標準として広く支持されています。4Cとはキャラット(Carat)、クラリティ(Clarity)、カラー(Color)、カット(Cut)の頭文字をとったものです。
*ダイヤモンドの産地
ダイヤモンドの主な産地は南アフリカ、ブラジル、オーストラリア、コンゴ、ボツワナ、ロシア、カナダで、産出量が多いのはオーストラリア、コンゴ、ボツワナ、ロシア、カナダです。 *Diamondo(ダイヤモンド)「4C」 について
・Carat カラットグレード/1カラットは0.200グラムで普通は「ct」で表示されます (例)
0.3ct=0.3カラット=0.06g
・Cut カットグレード /双眼顕微鏡10倍率の下で、上下、左右あらゆる方向から検査し、インパーフェクションの大きさ、数、一、色、性質を考慮しグ レードを決定します

Excellent
(エクセレント) |
Very Good
(ベリーグッド) |
Good
(グッド) |
Fair
(フェア) |
Poor
(プアー) |
←グレードが高い(
理想的なカット、プロポーションに近づくほどダイヤモンドの輝きも増します
) |
ダイヤの輝きを最も発揮するのはラウンドブリリアントカットとされ、その他のカットのファンシーカットとは分類されています。ラウンドブリリアントカットには、最も理想的とされるカットバランスが定められており、それを基準とし、減点法により5段階に評価されます
・Color カラーグレード /無色を最高として、わずかづつ黄色味や褐色味を増していく度合いによって等級分けされています
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Very Light Yellow
非常に薄い黄色
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・Clarity クラリティグレード /自動測定器を使用し各ファセットの大きさや角度を計測しカットグレードを求めます
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VVS1 |
VVS2 |
VS1 |
VS2 |
SI1 |
SI2 |
I1 |
I2 |
I3 |
熟練者が双眼顕微鏡の元でいかなるインパーフェクションも発見できない。 |
内部のフローレスのことで内部のキズは全く無いが軽微で目立たない表面の傷がある。 |
熟練者が見ると何らかのインパーフェクションはあるが10倍率では大変発見が困難なもの。 |
比較的発見しやすいがインパーフェクションそのものがあまり大きくなく範囲が広がっていないようなもの。 |
10倍率で容易に発見できるインパーフェクションがあるもの(石のサイズにもよるが熟練者であれば肉眼でも見える場合もある)
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10倍率ではっきりインパーフェクションが確認され、テーブル方向からでも肉眼で発見できる。また顕著なフェザーを含む場合もある。 |
モース硬度 |
ドイツの鉱物学者フリードリヒ・モースによって考案されました。最も柔らかい鉱物から最も硬いダイヤモンドまで10種類の基準を選定し、どの標準鉱物で初めて傷が付くかを調べて10段階での位置付けを決定したものです。 |
ヌープ硬度 |
ダイヤモンド圧子を使用して物質の硬さを量的に測定するもので、より科学的な硬度表記が可能となります。 同じ物質でも測定面や測定方向、個体によってそれぞれ硬度が異なることを確認することができます。 |
インクルージョン |
ダイヤモンド中に包有される他の鉱物の総称。また劈開、割れ、成長線、双晶線などもインクルージョンとして取り扱われます。 |
結晶インクルージョン |
ダイヤモンドに含まれるダイヤモンドまたは他種鉱物の結晶包有物。よく発達したダイヤモンドの結晶を包有したダイヤモンドは子持ちダイヤモンドといわれることがあります。 |
コンクッション・マーク |
ダイヤモンドが硬く鋭い物体に激突したときに生ずる微少な劈開を伴う傷痕。長期間使用したダイヤモンドに見られる場合があります。 |
再カット |
研磨済ダイヤモンドを何らかの理由により再研磨すること。 |
着色ダイヤモンド
(トリートメントダイヤモンド) |
放射線照射によって人工的に着色したダイヤモンドで、黄色、褐色、緑色、青色、ピンク、赤など各色の着色ダイヤモンドがあります。着色ダイヤモンドの鑑別には分光光度計、FT-IR、ラマン分光分析装置などが有効。 |
ファンシーカラー |
ダイヤモンドのなかには魅力的な色調をもったものがあり、ファンシー・ダイヤモンドと呼ばれています。ダイヤモンドの色としてはブルー、イエロー、オレンジ、グリーン、ブラウン、ピンクなどがあります。放射線処理によって人工的にも着色できます。 |
ファンシーカット |
ラウンド・ブリリアント・カット以外のカット形式のものをファンシー・カットと呼びます。マーキーズ、エメラルド、ハート、ペアーその他のカット形式 。 |
カット |
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ダイヤの輝きを最も表現するといわれている58面体のカット。 17世紀 にベネチアで考案され、マルセル・トルコフスキー(ベルギーの数学者・宝石職人)が、最も美しく輝く型を理論的に見いだした。 |
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クラシックな魅力と女性らしい優しさあふれる表情の楕円形カットです。円の曲線が柔らかく、落ち着きを感じさせます。 |
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ロマンティックな愛らしさを表現するかたちです。カット可能な原石が少ないので、希少価値も高いのが特長です。 |
ペアシェイプカット |
ペアは英語で「洋梨」の意味。中世のヨーロッパで好んで用いられていました。リングの場合はたいてい尖っているほうを下に向けたデザインにするため、指を美しく見せてくれます。 |
マーキスカット |
フランス王ルイ15世が、ポンパドゥール夫人にマーキス(公爵)の称号を与えたことにちなんで、その頃パリに現れた舟形カットのダイヤモンドをマーキスと名づけたそうです。このカットも縦横の長さの比率によってかなりイメージの違いが出ます。 |
プリンセスカット |
スタイリッシュでありながら可愛さをあわせ持つ正方形のカットです。4つの角に伸びている細かいモザイク模様が輝きの良さを引き立てます。 |
| ファセット・カット |
宝石の加工方法のひとつ。基本的に透明石に施され、宝石の表面に角度の違う多数の面を持たせることによって、光を屈折させ、内部から輝いているように見せるカット方法。 |
プロポーション |
ダイヤモンドの4C評価の1つであるカットの評価は、プロポーションとフィニッシュによって総合評価されます。プロポーションはダイヤモンドの深さ、ガードルの厚さ、テーブル径、ファセットの角度などの要素を含みます。プロポーションの優劣は、ダイヤモンドの美しさに大きく影響します。 |
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